封泥。
封泥（ふうでい）とは古代の西アジアや中国において、重要物品を入れた容器や公的内容を記した木簡・竹簡の束を封緘するとともに、責任の所在を示す証明書として用いられた粘土の塊のこと。封緘、保管、輸送などを担当する責任者を記す記号や文字が刻まれたり、印が押捺されているのが普通。中国のものは印章と同様に蒐集・鑑賞、篆刻の参考資料として研究されている。（以上wikiより抜粋）

一般に封泥と呼ばれるものは表に漢字、裏は締めた紐などの跡があります。
実際には発信者から受信者に伝わった時点で破棄されたものなので、割れずに残っていることが貴重だといわれています。
しかし調べていくと、副葬品として造られたものもあるのではないかというかたがいらっしゃいました。
そのかたが資料として挙げておられるものもやはり裏に動物などが彫られています。
ちなみこれは本来の意味での封泥と一緒に数寄者のかたが手放されたもので、
そちらの封泥自体は某オークションに現在出品されています。
約4.2×2.4×0.8センチ