李朝徳利
朝鮮王朝時代後期(末期)の盤口瓶です。
画像の通り、貫入染みが出て非常に佳き釉肌を呈しています。
もとより油臭がなかったのは、すでに数寄者のかたが洗浄し、
その後とくりとして使用されていたのだと推測します。
朝鮮の瓶はすべて油瓶として制作されたもので、
副葬品以外は実際に油を入れてありました。
内部にも施釉がある場合はきちんと洗浄することで、
油臭も消え、とくりとして使用できるようになります。
口縁にニュウ、肩にひっつきを剥がした跡、
ボディにピンホール等ありますが、
グッドコンディションです。
土中したものではありません。
容量は約600mlと大容量です。
箱はありません。
井戸に近い魅力ある肌は希少かと思います。
口径 約4.9センチ前後
高さ 約17.5センチ前後
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
画像は朝日でやや赤みが強調されているかと思います。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
追加画像