古高取徳利 内ヶ磯窯
古高取内ヶ磯窯のお預け徳利です。
古高取を伝える会発行(2011年)
「かつて内ヶ磯は唐津だった」
という書籍にも似たような形のとくりが掲載されています。
似たようなものが掲載されているので、本品もミュージアムピースといえるかと思っています。
南蛮写しと思われますが、
伊羅保釉がかけられいて、備前のような肌を呈しています。
薄造りで、かなり軽く、内ヶ磯の特徴の通りです。
肩にへらで刻文が彫られています。
画像の通り、ニュウがあり、長時間液体を入れておくと、しみ出しがわずかにあります。
日常とくりとして使用するには気にならない程度かと思いますが、
一応鑑賞陶器として販売しますので、ご納得の上でお求めください。
ほか、口縁に直しと小欠け、底部に小欠けがあります。
底部の直しは漆と樹脂の併用のようです。
口径 約3.6センチ前後
胴最大径 約13.5センチ前後
高さ 約16センチ前後
箱はありますが、ややサイズの大きい合わせ箱ですので、
単なる用心箱とご承知置きください。
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にないキズ等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。
追加画像
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