湧田(壺屋)褐釉流掛瓶
琉球壺屋焼の褐釉流掛瓶です。
九州陶磁文化館1988年刊行の「沖縄のやきもの」
に類似品が掲載されていますので、ご参照ください。
湧田は壺屋統合後も操業していたようで、
本品も壺屋というべきなのか、涌田なのかはっきりしませんが、
この形が一般的に湧田として紹介されているほうが多いようなので、
湧田とさせていただきました。
18世紀後半頃。
画像の通り、口縁に燻銀直し、
全体に貫入染み、またわずかに高台内にしみ出しがあります。
油瓶として使われたものではないようで、油臭はありません。
かわりに若干お酒のにほいがします。
箱はありません。
口径 約6.5センチ前後
高さ 約11.4センチ前後
胴最大径 約11.3センチ前後
容量 約300ml程度
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にないキズ等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。
追加画像