李朝白茶碗
朝鮮王朝時代の茶碗です。
人によっては粉引と称するかたもいらっしゃるかと思いますが、
白化粧土→透明釉の二重がけではありませんので、
白茶碗としています。
現在は合わせられたと思われる塗りの箱に収まっていますが、
まちがいなく江戸時代からの伝世品でしょうから、
本当は共箱があったのだろうと推測します。
茶方で使用されてきたことはまちがいないでしょう。
磁器に近い胎土、
画像の通り、ものすごく使いこまれています。
見込み目跡はすっかりなめらかです。
朝鮮陶磁器の書籍等に掲載されていてもおかしくない名碗かと思います。
径 約16.3センチ前後
高さ 約6.5センチ前後
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
時代産地は当方見解です。
追加画像