印文壺(印文硬陶器)
中国は戦国時代(紀元前770−同221年)の壺です。
固く焼きしめられることから硬陶器と紹介されることもあるようです。
画像では伝わりませんが、磁器のように堅い音がします。
口縁の内側をみるとかすかに残っている灰釉が、
おそらくは当初は全体にかかっていたかと思われますが、
長い年月のうちにすっかり削ぎ落とされたようです。
ボディには印文が全面にあります。
資料館的ピース、
お好きなかたのお目にとまれば幸いです。
高さ 約11センチ前後
口径 約8.5センチ前後
胴最大径 約13センチ前後
画像の通り、口縁に欠けがあります。
追加画像